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2004.12.31

上海異人娼館<ダンス・エレマン>

2004/10/28◇草月ホール◇非常灯消してくれ、暗転中舞台見えてしまう。

宇野亜喜良/芸術監督・台本・美術

<キャスト>
川井郁子/マドモアゼル桜(オオ)
緒川たまき/春桃楼の女主人 黒蜥蜴
能美健志/ステファン卿
西原礼奈/王学
古賀 豊/西瓜男

吉田日出子/ナレーション
蘭 妖子/ナレーション

 寺山修司の映画「上海異人娼館」をダンスで表現するという試み。台本、舞台監督、衣装は寺山の美術、ポスターなどであまりにも有名な宇野亜喜良。出演は、私の知っているのは、緒川たまきと古賀先生くらい。あと川井郁子はCDはなぜか家に数枚ある。古賀先生はつかさんの舞台ではおなじみ、ダンサーなのはもちろん知っていたが本格的に踊っているのを観るのは初めて。
 正直、、、、。寺山的なものを期待して行くとちょっと違うかな。あまり寺山っぽくはない。でも川井さんのバイオリンって、、、、。すごかった。バイオリンがすごいというか、バイオリンを弾いている川井さんがすごいのか、なんか演技力というか表現力というか、ああ、こういう演奏家というのも演技力的な表現力が大切なんだなあって思ったのでした。バイオリニストである川井さんが何をしていたかというと、、、一応演技はしてました。踊りません。でも場面場面で気持ちを表現するようにバイオリンを弾きます。ほとんど彼女の曲と、彼女のCDにある曲で構成されていました。他、踊り、、コンテンポラリーダンスですかね、まあすごいはすごいんだけど普通かな、ダンスにはあまり感動は覚えなかったというのが正直な感想。

 緒川たまきって結構背が大きいん、もっと小さい人かと思った。

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2004.12.30

アオドクロ@二回目

aodokuro2004/10/27◇日生劇場◇むむむ〜目の前に

二回目、アオドクロでございます。一回目の感想はこちら

今回の席は前回よりずずうーっと前の方。それに大変喜んでいたら、あら?花道と舞台の接点あたり?見えません。人の頭で見えません。なんで〜。いつもそうなのです。いい席であればあるほど私の前には壁が出来る運命なんです。で、ですねよく見るとですねあれ?スワロウテイルにもご出演な渡辺哲さんではないかいな。でかいですよ哲さん。という事で楽しい時間が再び始まった。

もう、、、一回目の時より良かったとても良かった。いろんなタイミングが合っている。前回いまいちだった百人切りも染ちゃんと三宅くんのタイミングもとても合っていた。爽快〜。

実はですね、、、正直言いますと、新感線の歌のパートあんまり好きじゃないんです。というか入り方があまり好きじゃないんですね、入る時、終わる時になんか芝居が止まる感じがして出来れば歌を入れてほしくないんです。というのは今までの感想なんですが、なんと!前回よりそれが解消されている。なんかスムーズに歌が入ってくるではありませんか!気にならない、歌が入るのが気にならない。それって直したって事?だとしたらそれってすごい。どこまで進化し続けるんだこの劇団は!!

で、細かい所、やっぱり無界屋蘭兵衛の池内博之は最後までだめだった。(ごめん言い過ぎ)でもやっぱり駄目なもんはだめだ。一回目はまだ少しはもうちょっと余地を残しておいていたんだが、、、、。やっぱりだめなんだもん。役の解釈がたぶんだめなんじゃないかと、、、97年版においても蘭兵衛は男である粟根さんはちゃんと怪しかった。ホモっぽく、いかにもお小姓である蘭丸であった。衆道であった(笑)ここで色でなかったらどうするねんぐらいな所ですよ。そういや、池内くん、つかさんの「ロマンス」でも破壊的だった。分からんもんはしょうがないけど、名作をどうしてくれとんじゃって感じ。まあ、そこまでは期待しないにせよ、せめて「人間愛」は感じたかったのが正直なところです。まあ、あと殺陣も成長してなかった。むしろこの日の方が固かったくらい、、、、。
あと杏ちゃんだな、、、わめきすぎ。オーバーアクション。あんなに頑張んなくてもいいのにな。どっかであの児童劇団的な演技直してもらわないと大人になれないぞ、、、(笑)

あと本当に正直に書いてしまうと、やっぱり、、、、捨之介は、、、古田新太の役なんだね、色気が違いすぎる。染ちゃんがどんなにかっこいい人でも舞台での華が違いすぎる。

しかしもう、エンターテイメントとしては一級品。すばらしいとしかいいようが無い。よくここまで春に「アカドクロ」秋に「アオドクロ」とようここまで種類の違う物を用意できたもんです。パワーに驚いてしまう。

今年、髑髏総評、、、、、。いろんなところで話したりしたんだけど、うるみさんなんかと話いっぱいしてみたんだけどよーくよーく考えると、、、、。


やっぱり「アカドクロ」の方が好きでした。


あの削れるだけ無駄を省いた舞台。その無駄が楽しいのだといえばそうなんだけど、この戯曲に関しては、なんか歌あり踊り有りというより、場面の繋がりだけであそこまで観せるてくれた方がシンプルで感動したかなってのが正直な感想です。全く別もんだってのも分かるんだけど、、、内容は同じだからね、、、、。

<おまけ本日見かけた芸能人>
渡辺哲様、小市慢太郎様(多分)、馬渕英里何様
脚本の中島さんと演出のいのうえさんが二人揃ってた。

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2004.12.06

夜叉ケ池@PARCO劇場

2004/10/26◇PARCO劇場◇むむむ〜?

いきなり冒頭から不吉な予感はあったのだ。本当に、、、、。最初の武田真治と田畑智子が居る姿を観て、とても嫌な予感がしたの。空気がぁ〜緊張してない。もしかしてこれはとてつもない物を見せられるのでは?と思ったのだが、それは悲しい事に大当たりとなったのであった。村人が出てくるシーンでは舞台系な人がいたのでなんかほっとした。やっと舞台観にきたって感じがあったから。でもねえ、うーん、丹波さん存在感はある。ある意味卑怯なくらいに(笑)で、二役中、乳母の役の時は台本を読んでいた。座って読んでいた。それってアリ?丹波さんだったらありなんでしょうね、業界的には。内輪受けって感じかな、だから一鑑賞者である私はおもしろくもなんともなかったし許すこともできません。武田くんに関しては、なるべく期待しないようにしたんだけど、あの伝説の舞台「身毒丸」は奇跡に近かったんだと知っていながら、やっぱりテレビで観る武田くんは良いので、今回も何かやってくれるんじゃないかって思ってしまって、でも、何もありませんでした。残念。(;_;)松田龍平くんに関しては、まあ、初舞台だし、舞台の発声も出来ていないのでしょうがないけど、なんか存在感があります。いると舞台が締まる感じ有りでした。あと松雪さん。一人で頑張ってたなあ、、、という印象。だってあれだしこれだしで主役級は演技らしき物をしている人がありませんでしたので、一人で演技している感じがあったのでございます。がんばれ〜。
それでねあと、演出である三池さんは映像でも当たりはずれがあるのにいきなり初演出で、それをいきなり泉鏡花つうのはどうかと思うのですが、、、、、。でもっと一番気になったのが、言葉が、、、、台詞あんまりしっくりこないなあ、、、、と思ったら、脚色が長塚圭史でした。相性悪い。
でもって、あーあ、、、な舞台を観終わったらお腹もへっていたのでスペイン坂でお食事して、帰ろうとしたら、スペイン坂の階段のとこを松田龍平くんに良く似た子が降りてくるなあと思ったのです。そうしたら一番先頭に、萩原聖人さんが!私が持っている、パンフの袋に目がいったらしくしばらく眺めておられ、その後にやっぱり龍平くんが歩いており、さらにその後ろに松雪さんが続くといった光景に遭遇いたしました。打ち上げですかね。

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2004.12.05

コクウ物語<少年王者舘>

2004/10/21◇下北沢ザ・スズナリ◇下北沢を彷徨い〜

終わった後、歩いていたら下北沢の駅通り過ぎました。でやっと新宿着いたら、自分の場所が分からなくなりました(笑)全然頭が働かなくなっており、方向感覚がゼロになっておりました。先程観た「少年王者舘」の芝居の事で頭がいっぱいになってました。
映像を駆使した舞台で、結構カルチャーショック。映像を多様する劇団はけど、映像は映像、舞台は舞台で境界線があるのだがここの劇団のこの融合はいったいなんなんだ〜。すばらしい融合。あまりにも圧倒されて、最初から口開いてた。(笑)あと声の使い方もすばらしく、いろんな人の声が行く通りに重なっていくんです。まるで縦糸、横糸が編み上がっていくように立体的な空間が出来上がっていくよう。とにかくすばらしい。モチーフも切なく、懐かしい感じでとてもほっこり幸せになれる。ラストの紙吹雪、雑踏に消えていく男、、、、なんか蜷川の「近松心中」のラストを思い出してしまいましたが、とても切なく、美しい。ああ、名古屋まで着いていきたいそんな気持ちにさせました。
あと本当に大変気に入ってしまったのが、夕沈さんのダンス。ものすごい動きで、形としては単純なんですけどめちゃくちゃ心地いい。許すならば、ずーっと踊っててください。(笑)夕沈さんのダンス公演も行きたいと思うのでありました。ああ、アングラ的友人Mさんありがとう、、、こんなすばらしい舞台を教えてくれて。

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