走れメルス<NODA・MAP>
2004/12/23、2005/1/22◇シアターコクーン◇とにかく天才。
野田さんの初期の作品。ものすごく言葉が熱い。こんなのを20歳で書いた野田さんってやっぱり天才だ。最近何本か続けて観て思ったのは、野田さんの作品はテーマはいつも同じでいろんな作品にちょっとづつその要素が入っている。この人もすばらしきワンパターン。忘れていくもの、忘れてはいけないもの。そういう気持ちの中に混沌としているもの。それが演る時代時代の背景に反映するように、観客に仕掛けて来る。これが今観ているから感動出来るんだけど、本当に夢の遊民社時代に観てたらただうるせえなあなんて思ったんだろうなあ。よく自分で昔に観てない事を嘆く事はあるが、野田さんの作品に関してはあまり後悔は無い。(かな?)今だから素直に観れるのだ。
とにかく、贔屓目なのかもしれないけどやっぱり今、小西真奈美ちゃんは乗っている。絶好調。この作品に関しては、声のトーンは上がほとんど無く、低音ばかりだった。踊れるので、伸ばした手足の形がとてもきれいで立て膝の立て方もきれいだ。深津っちゃんは問題なし、安定している。河原さんとの掛け合いの所はだんだん泣けて来た。勘太郎くん、、、芸風が、、、まあ、歌舞伎って口移しの芸なんでしょうがないが、父に似過ぎ(笑)古田新太って結局なんでも出来るのね、、、って感じ。すごすぎる。野田さんのおばさんってなんであんなに笑えるの(笑)あとなんかおもしろかったのが濱田マリ。声が野田舞台に合ってて動きも軽やかでおもしろかった。また観てみたいな。
とにかく、野田さんの作品は後から来るから困る。ご飯食べながら、あのシーンは、、とか考えるとじわーっと涙が出て来たりするから。


Recent Comments